FAQコラム④「木材の経年変化ってなに?」

こんにちは。

 

 

「経年変化」という言葉は聞いたことはありますか?

実はJ LIFE gifts の白木の商品の魅力の1つでもある木材の特性のことです。

 

今回は、白木の製品を生活に取り入れる上で、ぜひ知っておいていただきたい「木材の経年変化」についてご紹介したいと思います。

◎「経年変化」って?



「経年変化」とは、一般的には『製品の性能や品質が時間の経過と共に変化していくこと』という意味です。

畳の色があせていったり、障子紙がだんだんと黄ばんでいったりすることを思い浮かべるとわかりやすいかもしれません。

 

「それでは時間が経つごとに劣化していってしまうの?」と思われる方もいるかもしれませんが、実は木材の経年変化は木材の風合いが深まっていく、とても趣のある変化をしていきます。

 

木材の他にも、レザー製品やデニム生地なども使い込んでいくほどに味がある風合いになります。

素材ならではの良さが時間が経つごとに引き立てられる魅力のある変化なのです。

◎木材の経年変化はどのようにしていくの?


木材の経年変化は、それぞれの使用方法や加工のされ方によって大きく異なります。

 

例えば、フローリングで使われているものと、障子や欄間のような製品、そして私たちの製品のようにインテリアとして加工されたものでは同じ年月を重ねても変化の様子は大きく変わってきます。

 

 

また、木材の種類でも変化の様子に違いがあります。

 

J LIFE gifts がよく使用しているベイヒバは黄色味のある色が濃くなり、ヒノキやスギは飴色に近くなります。

 

 

天然素材であるので、木目や色味と同じように個体差があり変化の様子も同じ種類の木材でもそれぞれ異なることもあります。

 

 

 

色味の変化の主な原因は、紫外線の影響で木材の中にある成分が変化していくことと言われています。

 

ゆっくりじっくりと変化を楽しみたい方は、なるべく直射日光が当たらない場所で保管をすることがおすすめです◎

 

とっておきのものを長く丁寧に使って、自分だけの素材の変化を楽しんでみてはいかがでしょうか。