こんにちは。
少しずつ冷え込む日が増えて、秋が近づいてきましたね。
さて、先日は北海道からの修学旅行生に組み立てワークショップを体験いただきました。
緊急事態宣言中に依頼のご連絡をいただいており、宣言が解除されるまでは修学旅行自体の決行も不安定な状態でしたが
無事予定通り宣言も解除されて、たくさんの学生さんたちがご来店くださいました。
エントランスの組子細工を見て「わー!」と歓声が上がるのを聞いて、とても嬉しかったです。
北海道では気候のせいからか、あまり組子細工の施された建具は見かけられないそうです。
店内の作品や作成キットのパーツをじっくりと、興味深そうに見てくれました。
体験内容は麻の葉模様を1つずつ、解説をしながら15〜20分かけて作りです。
途中うまく進まない人がいたら助け合いながら、楽しそうに取り組む姿が印象的でした。
「可愛い!」「楽しかった!」と嬉しい言葉ばかりいただいたり、元気な学生さん達と過ごしていると
不思議と元気になれてとても良い時間となりました。
コロナ禍以前から組み立てワークショップは出張などもしておりましたが、学生さんグループは初めての試みでした。
普段のお客様に中学生くらいの世代の人は少ないので、新鮮な反応が見られてよかったです。
貴重な修学旅行の日程に選んでもらえたことも、とても嬉しいことですね。
いつか修学旅行を思い出した時の片隅にでも組子細工の思い出が残っていたり
伝統技術を身近なものに感じてもらえるきっかけとなったら嬉しいです。